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 久しぶりの更新です。忙しさは以前とそんなに変わってはいないんですけど、何でか書くことに気負いがあったのかしばらく更新できませんでした。これからはなるべく書いていくんでよろしくです。

 さてこの映画はクリントイーストウッド監督の硫黄島二部作の一作目です。  戦争には正義も悪もないということで日本側、アメリカ側双方から描いた新しい試みが魅力的かつ、種の監督にでも見習って欲しい部分でもあります。

この作品はタイトルに星条旗というワードが入っていることから分かるように、アメリカ側から描いた作品なんですが、そこには英雄として翻弄されてしまった人たちがいて、でも彼らはそう呼ばれることに苦痛を感じていたというのが描かれています。

  派手な爆発で誇張してエンターテイメイントにするのではなく、リアルにかつ正直に戦争を捉えているというスタンスがグロいとも思える死体の描写や音に現れています。

 クレジットに登場人物のモデルが写真で出てくるんですが、それでああこの話は実話なんだなあと、重さみたいなものを感じました。

主人公たちの台詞で痛烈に批判してるというわけではないのだけれど
戦争というものにむなしさを覚えてしまうそんなハリウッドとしては珍しい作品です。

 クレジット後に見える予告を見る限りでは、日本側の『硫黄島からの手紙』の方が従来良くある戦争映画だなという印象を受けました。
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2006年/監督:クリント・イーストウッド 父親たちの星条旗 (監督 クリント・... ファビウスの書斎【2006/12/27 21:43】

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