仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE(8月5日公開)
監督:石田秀範
脚本:米村正二
出演:水嶋ヒロ、佐藤裕基、里中唯 ほか
関連情報 公式サイト『カブトという話の本質が見えてくる』
描いているトコは大きく、話としてもこれまでの映画と違いTV版の存在をきちんと処理しきれる映画となっていて好印象なんですが、
宇宙での戦闘や、ライダーの幕引きなど不満な点も多々あります。 特に宇宙ステーション。あれはセットとしてはよく出来てるのかもしれないけど、どう見てもハリボテにしか見えない。
あと尺の中で描ききれてない部分が大きく、話に凄くぶつ切り感があります。
この辺りはDC版できちんと補完してくれるとありがたいのですが・・・。
カブト好きならとりあえず行っとけって作品です。 予想外にイイ人がいたオリナジルライダー、カブトエクステンンダーのぶっ飛っぷりも
見所ですよ~。
TV版とのリンクここを行っちゃうとネタバレになるので反転っと。
この映画では天道が世界をいい方向へ持っていこうとする行動がループし続けているということを示唆しています。
ひよりを救うのが目的っぽいので、龍騎での神崎兄が妹を救うためにタイムベントを使い、歴史を繰り返し続けていたというのに非常によく似た話といえるかもしれません。
劇場の最後はTV版に近いけど、樹花の制服が違ったり、天道がひよりを助けるプロセスが違うなど相違点があるので、劇場版とTV版は直につながっているのではなく、何回か繰り返された歴史がまだ間に存在するのではないかと思います。
この辺りはe-flick.netさんの考察が面白いです。⇒
結論毎年言えることですが、対象年齢のお子さんにはまず理解は出来ないだろうな~と。たぶん親御さんもTV版との違いっぷりに『ん?』って思うかも。 そこがわかれば面白いです。
DC版やTVの結末が楽しみです。きちんと補完してくれてるんだったらDC版買ってもいいかも。
轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス(同時上映)
監督:諸田敏
脚本:會川昇
出演:高橋光臣、齋藤ヤスカ、三上真史、中村知世、末永遥、出合正幸
公式サイト『父と子の物語』
これまで戦隊の映画は(ガオ以降)ヒロインが出てきて、それに絡んだ話が多かったんだけど、今回のは父と子の話がメインになってます。
時間は短いけど、それでも時間内で面白いものを十分見せてくれています。 ダイタンケンっていうロボデザインの微妙さも消し飛びますよ!
シルバーの最後の扱いはやっぱ、新入りなんだね。と感じました。
気になる方はゼヒ劇場で。
パンフレット ¥600
いつもの戦隊ライダーモノと同じで、反対側から開くとボウケン、カブトそれぞれのパンフになってます。
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